TRANSIT に掲載していただきました。

e-radio トリコロール に取材、掲載していただきました。

http://trico.e-radio.jp/e1165994.html

ALOHAtenki_2おのちほです。

2人の子育てに奮闘中の私小野千穂が、子育てをよりエンジョイするために役立つ情報を紹介していきます、「千穂の月刊湖北通信!」。

今月のキーワードは、「子育てでパパの人生も変わりました。」
お話をお聞きしたのは、長浜市鍛治屋町で美容室「pocapoca」を開業されている藤岡健二さんです。

先週末には、野鍛冶で栄えたことにちなんだイベント「とんてんかんin 鍛冶屋」も開催された山の緑が豊かなのどかな鍛治屋町。そこに流れる草野川のほとりに立つお店を訪ねました。

















「自分で作ることができるものは作りたい」という言葉通り、床や壁、収納などいたるところが藤岡さんの手作りでとても落ち着きます。アンティークな本棚にはエッセイ本や山登りのガイド本、看板についての専門書など、様々なジャンルの本や雑誌が並んでいて、美容室というよりは多趣味な友達の部屋に遊びに来た気分。そんな藤岡さんはもともと東京でヘアメイクのトップアーティストとして様々な雑誌やコレクションなどで活躍されていました。長浜高校に通っていた頃にたまたま愛読していた雑誌から、ヘアメイクアーティストの道をめざし見事その世界で花開いた藤岡さんでしたが、結婚して子供が生まれたことで、食べ物をはじめ生活にかかわる様々なもののあり方が気になり始めたそうです。同時に、最先端の流行を作り出し追い求めるファッション業界や、カラーリングやパーマなどの薬剤を多用して髪を傷め水を汚す美容業界に違和感を感じるようになり、そこから草木染めなど自然の力をかりるやり方を勉強し始めたそうです。華やかな世界から一転、田舎での暮らしを選んだ藤岡さん。それは、仕事と家族生活の共存を目指したものでした。

滋賀に戻る前は、海外生活を叶えるべく家族でマルタ共和国へ渡った藤岡さん。ビザの関係で長期滞在ができませんでしたが、その時、「仕事や家なんてどうでもいい。ただ、そこにいることができる幸せを感じた」そうです。年齢や経験によって、その時に必要なものは変わってきていて、「今は、街にではなく山に、僕のほしいものはあるんです。子供たちも自然と遊ぶことがもっと身近になるといいな」と話されていました。

長浜市ほっとにゅ〜す に掲載していただきました。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.669523973112893.1073742297.367751706623456&type=3

家族とともにナチュラルに生きていきたい ~藤岡建二さん~


市内の山と川に囲まれた自然豊かな市内鍛冶屋町の地に、煙突がついた木のおしゃれな家があります。庭にはたくさんの薪があり、木や花も自然な形で植えてありました。興味津々でお邪魔すると、なかは土壁で床は土間、おしゃれな照明に可愛い雑貨が飾られていました。そこはなんと美容院だったのです。
オーナーは、赤い丸眼鏡とあごひげが特徴の藤岡建二さん。いかにもアーティストの風貌です。それもそのはず、藤岡さんは、以前有名モデルやタレントのヘアメイクアップアーティストとして東京や外国で活躍していたのです。そんな人がなぜ片田舎に?

藤岡さんは、市内で生まれ、高校時代によく見ていたファッション雑誌のヘアメイクアップアーティストに憧れ、高校卒業後上京。美容師の修業後、ヘアメイクの仕事への思いが強く、高校時代に憧れていたヘアメイクアップアーティストのもとで働きたくて手紙を書き、1年後になんと返事がきたそう。そこで3年間修業した後、晴れてヘアメイクアップアーティストとして独立、数々のモデルや芸能人のヘアメイクを手がけました。

そして、結婚して子どもが生まれたときに心境の変化が訪れます。都会の喧騒の中、流行に遅れまいとたくさんの情報を仕入れつつ、人を綺麗に見せるためには手段を選ばず忙しく働き、それでいて家に帰ると時計もないゆったりした時間を妻と子と過ごすというギャップに違和感が生まれ、忙しく働く自分の仕事のやりかたに疑問がでてきたそうです。

その後、家族とともにマルタ共和国をはじめ、各国を転々として最後にタイ国で1か月テント生活を行ったそうです。海外生活中は、政情不安でビザが下りなくなり、厳しい生活不安を余儀なくされたことや、家族が協力し
合い過ごしたタイでの経験などから、仕事やお金よりも家族とともに生活できる場所があるというありがたさを感じ、「これからは、家族を近くで見守りながらずっと生きていきたい。仕事も家族がいるところでやり、子どもには父の仕事を見ながら育ってもらいたい」と思ったそうです。

日本に帰国後は、ヘアメイクの仕事を辞め、家でできる美容師をやることにしました。また、ヘアメイクをしていたときに、疑問を感じ始めていた人を綺麗にするのに手段を選ばないという自分の考えを改め、内面から人を美しくしたいと考え、植物という自然のものを活かした身体にいい美容も始めました。髪染はヘナなどの植物のみを利用し、今ではインドの伝統療法であるアーユルヴェーダの教えに基づいた植物を使っての施術も活用しているそうです。

1年前に母親の故郷である鍛冶屋町の地に移住し、今では地域からの信頼も得て、今年は、6月21日・22日に開催される鍛冶屋町のイベント「とんてんかんin鍛冶屋」の実行委員長にもなり活躍しています。

「これまでいろいろな経験をしてきましたが、最終的に大切なのは、お金や地位、名誉よりも自然のなかで地のものを授かりながら家族とともに平穏に暮らせることですね」と、生き方そのものがナチュラルな藤岡さんでした。

とんてんかんin鍛冶屋!!2014
開催日 平成26年6月21日(土)・22日(日)
会 場 市内鍛冶屋町 坐外堂、ふりーすぺーすまんよ鍛冶小屋
詳 細 とんてんかんin鍛冶屋!!2014 Facebook
https://www.facebook.com/events/237213776479565/?ref_dashboard_filter=upcoming

滋賀夕刊に掲載していただきました。

http://www.shigayukan.com/news/2013/06/post_4055.html

仕事と家庭、自然志向で

鍛冶屋町に「こだわり」の美容室
 鍛冶屋町の草野川のほとりに、自然との調和を目指した美容室「pocapoca(ポカポカ)」が先月オープンした。薬剤を一切使用しない自然志向の「こだわり」が人気を呼び、市街地から遠く離れた立地にもかかわらず、予約は1カ月待ちという。
 美容室を営むのは藤岡建二さん(34)=旧姓・竹内=。長浜小、長浜西中、長浜高を経て上京。28歳でヘアメイクアーティストとして独立し、ファッション雑誌やコレクションで活躍した。結婚と子どもの誕生を機に、家庭生活と対比して「最先端の流行を作り出し、追い求める業界がこっけいに見えてきた」と自身の仕事のあり方に違和感を持つように。加えて、カラーリング、パーマなどで薬剤を多用し、客の髪を痛め、水を汚す従来の美容業界に疑問を抱き、自然と家庭と調和した仕事を模索した。
 家族揃って地中海に浮かぶマルタ共和国への移住など、海外生活を経て、平方町で美容室をオープンさせた。仕事場と家族の生活の場を共存させた異色のスタイルで、子どもが裸でうろつくこともあるという。美容室を始める前、家族でテント生活をしながらタイの村々を巡ったとき、家族ぐるみで仕事をしている住民の姿に感化されたのも一因だ。
 メニューはヘナ、インディゴ、藍などを用いた草木染めによる毛染めと、カットのみ。その自然志向のスタイルが、薬剤のにおいで体調を崩した人や、化学物質過敏症の人からも支持を集めた。
 かねてから生活と仕事の場を自然豊かな環境に置きたいと願っていた藤岡さんは母親の実家があった鍛冶屋への移住を決め、「どっぽ村」(湖北町上山田)の農家兼大工・清水陽介さんの手ほどきで、スギとヒノキを多用した店舗兼住宅を草野川のほとりに建築した。
 また、その間、2カ月にわたりインドで自然との調和に根ざした伝承医学「アーユルヴェーダー」を学んだ。
 5月25日に移転オープンを迎えたが、利用者の支持は衰えず、早くも予約1カ月待ちの状態。藤岡さんは「今後は美容室だけでなく、食事など生活全般でアーユルヴェーダーに取り組んでいきたい」と、インドで学んだ知見を広めたい考え。


2013年06月19日 17:17 | 


DADA Journal に掲載していただきました。

http://dada-journal.net/shop/articles/366/

ぽかぽかな 辿り着く場所、辿り着けないところ

pocapoca

地域: 長浜市2010年9月27日更新

 素肌で過ごす……。
 素肌でいたいと思う人もいれば、そんなこと、とんでもないという人もいる。素のまま生きたい……。
 飾らないナチュラルな感覚をイメージする人もいれば、我がままな生き方だと嫌悪する人もいる。
 極端を論ずれば全く窮屈だ。たまには素肌で、たまにはナチュラルに…が楽でいい。勿論、ずーとそうだってかまわない。
「pocapoca」という場所は、ぽかぽかお日さまを素肌で感じることがいいなぁと思うことができたり、気持ちの真ん中がぽかぽかならすてきだなぁと思っている人が、きっと辿り着くような場所である。
 だから絶対に辿り着かない人もいる。辿り着くことができないからといって無理をすることはない。生き方とか暮らし方とか、何か「そのもの」が異なっているだけのことなのだ。
「pocapoca」は、藤岡建二さん(31歳)が、髪の毛を切ってくれたり、草木で染めてくれたり、シャンプーしてくれたりする場所だ。フツーの家の玄関を入るとそこに椅子があり鏡がある。家族が使う玄関も同じで、藤岡さんたちの暮らす風景のなかに仕事場がある。
 髪の毛を切ってもらいながら随分といろいろ話した。ドームハウスのことや、自給自足のこと、キャンドルナイトのことや原発のこと。その間に僕の髪は随分と短くなり、藤岡さんの娘さんはソファーで眠ってしまった。
「僕ら家族が、いろいろな意味で自然な状態でいることができればと思っています。自分にあるものを無くしていくのではなく、ちゃんと見つめて受け入れれば楽しむことができますよ。」
 確かに理解できる。そう考えることができれば、どんなに楽か……。
「こんなはずではなかった、ではなくて、こんなはずなんですよ。それを楽しめばいいんです。」
 次のような一文がパンフレットに載っている。

 『自然のリズムに / 耳をすませて / ゆるりまたありと / 人と繋がる / 地球と繋がる / ぽかぽかしたあたたかい空気の中で / 家族や大切な友人たちの / 髪に触れる / 肌に触れる / そんな時間を共に味わっていけたら』

 多分、これが全てで、これが「pocapoca」だ。僕は真逆の世界にいるから、辿り着くことができたのだと思う。そういうことだってある。